セル内に文字列を強制改行して利用することがある。
入力する際にはそれでよいが、逆に、改行をやめたいことがある。
※表示方法が変更になったり、他のファイルや他ソフトに移行したりするケースが考えられる。
該当するセルが多数ある場合は、一つ一つ手作業で改行を解除していくと手間がかかる。
そんな時に、一気に改行を解除する関数がある。
CLEAN(クリーン)関数である。
= CLEAN (文字列)
CLEAN(クリーン)関数とは、
☆文字列に含まれる「印刷できない文字」を削除する関数。
※引数には「文字列」を指定するが、文字列でなくても関数は有効である。
ただし、文字列でないと意味がないか、表示が同じでも内容が変化してしまうことがある。
⇒ 引数が数式である場合は、表示結果は同じであるが、元の計算式が消えてしまう。
⇒ 引数が数値である場合き、表示結果に変化がみられないだけ。
⇒ 引数が日付である場合き、シリアル値で表示される。
☆CLEAN(クリーン)関数は、使用しているシステムで印刷できない文字列が含まれているような場合はでも効力がある。
♪ 他のソフトから、またはマッキントッシュからウィンドウズにデータを移行したりすると、ファイルの先頭や末尾、各セル内に、印刷できない制御コードなどが入ることがある。
⇒ このような場合に、制御コードなどを削除することができる。
※強制改行の方法は、
@ 改行したい位置にカーソルを置く。
A Alt キー + Enter キ−
⇒ PC雑学ノート