[関数の応用]
名簿などのデータを入力する際には、重複データがないかの確認作業が必ず発生する。
確認の仕方は様々あるが、以下のIF関数(イフ関数)とCOUNTIF関数(カウントイフ関数)を組み合わせた確認方法もその一つ。
一覧表データの、重複入力をチェックする。
@リストの予備列にチェック欄を確保する。
(通常は、列になるが、行になっても考え方は同じ。)
Aチェック欄の列のセルにCOUNTIF関数を入力する。
→ 関数の「範囲」には、重複チェックしたいデータの列を指定する。
例)=IF(COUNTIF($B$2:$B$100,B2)>=2,”重複”,””)
⇒重複データのある行(予備列)に「重複」と表示される。
※上記の計算式は、コピー可能になる様に、$をつけて指定セルを固定している。
※チェックするデータは、なるべく複数存在があり得ないものにする。
→ 会員番号などがあったら一番良い。
→ 電話番号もよいが、複数電話がある場合は、微妙となる。
→ 住所は、アパートの号室などの記入の差異でチェック漏れを起こす場合がある。
→ 名前でチェックする場合は、同姓同名もあるので、他のチェックを併用する必要がある。
――
COUNTIF関数 (カウントイフ関数)
範囲内の、指定した条件に合致したセルの個数を数える。
=COUNTIF(範囲、検索条件)
――
IF関数 (イフ関数)
条件に合った内容を選択する。
=IF(論理式、真の場合、偽の場合)
⇒ PC雑学ノート