音声や楽器などの音は、空気の振動によって伝わるアナログの音源である。
一方、音楽CDやDVDなどは、デジタル信号として音を記録している。
CDやDVD、コンピュータ内などに音を記録するには、アナログからデジタルへ変換しなくてはならない。
この変換のことをサンプリングといい、サンプリング周波数[sampling frequency]とは、アナログ信号からデジタル信号への変換を1秒間に何回行なうかを表す数値のこと。
※単位は「Hz」。
※一般的なCDのサンプリング周波数は44.1kHz。
※数値が高いほど音質がよくなるが、データの容量も大きくなる。
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デジタル化する際に、変換の細かさを決めるのがビットレートで、1秒間に処理(または送受信)されるデータを表す。
※単位は「bps」(= bits per second「ビット毎秒」)。
※8ビットなら256段階で変換することが出来る。
16ビットなら65,536段階の細かさで変換することが出来る。
※細かいデジタル信号に分けて記録すると、より音質が向上する。