通常エクセルは、計算式を入力すると自動的にすぐ計算結果が表示される。
しかし、大きな要領で大量の数式が入力されているファイルは、入力のたびに再計算を強いられ、エクセルが膨大な計算に集中するあまり結果動作が不安定になることがある。
性能の劣るコンピューターなどは、動作が止まってしまうこともあり得る。
そんな時に重宝されるのが、計算を手動にすること。
→ 入力だけは手早く行い、入力後にまとめて計算させて、その間に休むなり他の仕事をするなり、時間を有効活用出来る。
エクセルの計算を「手動」にする方法
@[ツール]−[オプション]−「計算方法」のタブを選択する。
A「計算方法」の欄で「手動」をクリック選択する。
計算方法に関する注意点
⇒計算方法を「手動」に変更すると、同時に開いているエクセルのファイルがすべて「手動」に変更されてしまう。
⇒「手動」に変更されたファイルを開いたまま、別のエクセルファイルを開くと、そのファイルも「手動」に設定されてしまう。
※計算式の入ったセルに数値を入力しても計算されない場合は、計算方法が「手動」になっていないかを確認する必要がある。
※変更した記憶がないのに、計算方法が「手動」になっていた場合は、気がつかない間に「手動」設定されていたファイルと何らかの接点があった可能性がある。
⇒ PC雑学ノート