先に計算式を入力した表などは、あらかじめ集計欄に0が入力されてしまうが、入力未済の場合は0も表示せずにブランクのままの方が見栄えが良い。
また、細かい表などでは表示を簡略化する為に0を非表示にしたいケースなどがある。
☆そのような場合に「数字が0」の時だけ表示しない設定方法がいくつかある。
表示形式で「0」を表示しない設定にする
@ 設定したいセルをすべて選択する。
A[書式]−[セル]−[表示形式]タブを選択する。
B[分類]項目で、「ユーザー定義」をクリック。
C「種類」のボックスに『#,##0,;[赤]-#,000;””』と入力する。
※これは1例で、他にも0を非表示に出来る定義は様々ある。
ただし、それぞれ微妙な違いがある。
条件付書式で「0」を表示しない設定にする
@ 設定したいセルをすべて選択する。
A[書式]−[条件付き書式]でダイアログを出す。
B「セルの値が」「次の値に等しい」「0」と条件を入力する。
C[書式]ボタンをクリックして「セルの書式設定」を出す。
D「フォント」タブで、色のプルダウン・ボックスで「白」を選択する。
※背景の色が白の場合を想定。
E セルの書式設定で「OK」ボタン、条件付き書式で「OK」ボタンをクリックする。
※完全な「0」でないと効果がないが、0.1などで四捨五入されて表示だけ「0」になっているケースには効力がない。
しかし、条件付書式で計算式を入れれば有効となる。
ヒント! 四捨五入か、切捨てか、切り上げか…、で0表示になる。